生活保護体験談 K.T.さん53歳女性 親友の生活保護の体験談


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

親友の生活保護の体験談
職場で知り合った親友のKTさんは、53歳独身で一人暮らしをしています。両親とくらしていた府営住宅に住み細々と生活していましたが、3年前に父親を亡くしてから一人となり、本人も持病をもっていたため、定職につくことができず、生活保護の受給を受けていました。それまでは父親の年金で父親の病気の看病をしながら生活していたそうです。

彼女とは、週に2回職場で一緒に仕事をしていました。彼女は大学を卒業後、中国との貿易関連の小さな商社に勤めていましたが、肝臓を患い退職したそうです。その後、職を転々としましたが、うまく働き口がみつからず、うつ病になってしまいました。父親も病気で看病をしなければならなくなっていたので、しばらく無職が続いていたそうです。父親の死後、貯蓄がなく収入も途絶え、市役所に相談にいったところ、生活保護を勧められ、申請をしました。

申請にあたり、収入がないことの確認をとらされました。預金通帳の残高を提出し、貯蓄がないことを示さなければならなかったそうです。その時、預金残高は10万を切っていて、とてもみじめな思いをしたうえに、担当の女性職員から、まだほかに小銭くらいあるでしょ、と言われたそうです。




申請書を提出してひと月しないうちに初めの受給金が渡されました。最初は手渡しで市役所の福祉課の相談室で詳しい説明を受けたそうです。金額は、一人住まいなので月に11万円ほど、家賃は4万5千円以下のところ、もし仕事をしたら報告をして、賃金明細などの証明をつけることなどでした。医療費は無料ですが、病院へ行くときは、毎月どこへいくか報告することで医療券を発行してくれるそうです。彼女は病院へ通院していたので、それについてはとても助かったそうです。ただ保険証がないということが、いろいろと不便だったと言っていました。彼女は運転免許を持っていないので、本人を証明するものは、健康保険証でいつも使っていたとのことでした。

市役所の担当の人は、何回か家に訪問にきたそうです。生活状況を見に来るみたいでとてもいやな気分だったといっていました。病気が良くなったら、自立に向けて少しづつ仕事を探すようにともいわれたそうです。それで彼女と仕事場で知り合うようになりました。彼女は、生活保護を受けるみじめな思いはもうしたくないと言っていました。少しづつ元気を取り戻して、その後仕事場を変わり、現在は週5日勤務の市役所の臨時職員をしています。




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