生活保護体験談 S.M.さん23歳女性 私の祖母のお話です


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

私の祖母のお話です
名前 S・M
年齢 23歳
性別 女
住んでいる市区町村
神奈川県 南足柄市

受給状況
湯河原町に住む、私の祖母(80代)は現在にわたって生活保護を受給しています。祖母はとても働き者で、つい5年前までは訪問ヘルパーとしてバリバリと仕事をこなしていました。
若いころから、飲食店、旅館、デイサービスと様々なところで絶え間なく働いてきた人です。

しかしある日、私の母のもとに、祖母が仕事先で倒れたと連絡がありました。そのまま病院に搬送され、一命をとりとめましたが、あと少し遅かったら亡くなっていたとお医者様はおっしゃっていました。原因は持病である糖尿病からなる、低血糖でした。仕事場からご老人宅までは、バイクを運転して訪問していたのですが、お医者さまのほうから、もうバイクの運転は控えてくださいと言われてしまい、祖母は職を失ってしまいました。

しばらくは、元勤め先の訪問ヘルパー本部の事務として仕事を続けていたのですが、ほどなくして持病も透析治療が必要なほどに悪化してしまいました。事務のみの収入では、生活が苦しくなってきたなかで、透析治療費を払うことは祖母には到底できることではありませんでした。祖母の生活費や治療費を支払うことは、自分達の生活もある両親では(私もまだ学生だったため)とても支払い切れず、公的機関に相談しに行きました。担当の方はあたたかく事情を聞いてくださり、申請することを勧めてくれました。




祖母は働いている間は、生活保護を受けている方への誹謗中傷をよく口にしていたため、申請をすることをすごくためらっていました。ですが、働ける体があるうちは幸せだったと実感し、受給者としては、生活保護を受けているのは本意ではなかったんだと再認識したのでしょう。祖母は申請をすることを決めました。

生活保護を受給したことによって、月12万円ほど支給されるようになり、家賃など住居に関する費用、最も負担が大きい透析治療などの医療費が無償化されました。家族の立場としてはとてもホッとしたのを覚えています。現在も祖母は元気に暮らしており、私にも娘が昨年生まれてひ孫の顔を見せることができました。大変嬉しいことだと思っております。ここまで、公的機関の方にはとてもお世話になりました。本当に感謝してもしきれない気持ちです。本当に困ったときに頼ることができる国の仕組みがあることは本当に素晴らしいことだと、家族一同この一件で実感しました。




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