生活保護体験談 T.S.さん65歳男性 生活保護を受けるについての疑問や不安について 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護を受けるについての疑問や不安について
二年前の11月に生活保護を申請し、比較的すぐに受給を受けられて現在都市型軽費老人ホームに暮らしている65歳の男性、氏名はT・S。抹消神経障害性疼痛を患っています。

 申請前は、1Rのマンション(家賃65,000円)に暮らしていましたが、前述の病気のため仕事ができなくなり、金繰りが付かなくなって一時は絶食して死んでしまおうかと考えるくらい気持ちがすさんでいましたが、なんとか踏ん張って嫁に行った長女に助けを求めたところ、すぐに跳んできて役所やらなにやら駆けずりまわってくれて、生活保護申請の段取りをすべて進めてくれました。

 実際に給付を受けるまでは、生活についていろいろ規制を受けるのかと心配でしたが、例えば酒やタバコも自由、パチンコや競馬も過度にならない範囲でなら問題ありません。とにかく一番ありがたいことは、今まで大きな負担であった医療費が健康保険の範囲で全額無償になることです。さらに東京都(現住は墨田区)の場合、都営交通(地下鉄・バス)もすべて無料です。

 そのうえ、滞納していた住民税も滞納額の支払いを実質免除され、さらにそれ以降の分もちゃんと手続きをとれば支払う必要がなくなりました。実際に給付される金額以上に、無償化される対象がたくさんあって本当に助かっています。




 それともう一つ。生活保護受給者は、別途収入があるとその分給付額が減額されるのが原則ですが、自分で働いて得た収入については、月額約15000円までは役所に事前登録すれば減額されずに自分の自由に使うことができることです。

 この制度を十分に使えば、だいぶ楽に生活が営めます。私の場合給付額は月額132000~135000円、別途年末には一時金として約15000円追加されます。月平均で135000円内外、その上に何らかの仕事をすれば最大月額150000円程度の収入が可能です。年収にして約180万円になります。私はまだそこまでいきませんが、役所に登録した仕事で月額数千円の収入は稼いでいます。

 生活保護を申請する場合精神的に一番負担になるのは、申請者の親族に扶養の意思と能力を確認する照会が行くことではないかと思います。私にとってもそれが一番のネックでした。というのは長年音信不通の兄弟がいたからです。でも、役所の担当者の説明で、子供たち(私には3人)だけにしかそれはいかず且つ形式的なものだと聞かされて、最終的に申請の意志を固めました。子供たちには隠し切れませんでしたから。

 というわけで、現在割と楽な気持ちで生活しています。お一人お一人、いろいろな思いもあるでしょうが、無理に無理を重ねず、知るべきことを知ったうえで、より最適な道を選ばれば良いなと思っています。




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