生活保護体験談 F.K.さん24歳男性 生活保護を受給している友人Aさんのこと 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護を受給している友人Aさんのこと
生活保護という言葉は私が高校生になるまでは人生で触れることのない言葉でした。それまでは私を含む(家族)私の友人や、知人で生活保護を受けている方はいなかったからです。なのでその友人(以降Aさん)が生活保護を受けているということに戸惑いを覚えました。今回はそんなAさんの生活模様を紹介させて頂きます。

Aさんは現在20歳の女性です。受給は小学生一年生の頃から受けており、現在でも受給を受けています。大阪の東淀川区に住んでいます。現在彼女はスーパーマーケットの正社員として勤務しています。家族は母親と弟の三人で暮らしています。父親はAさんが生まれて間もないころに離婚してしまいました。母親は病弱で、働くこともままならい状態でした。そしてAさんが小学生に進学すると同時に生活保護を申請することになりました。それから現在まで生活保護を受給しています。

本人は支援を受けていることに抵抗はなく、家族の状況から仕方ないと話しています。しかし、支援を受けるにあたって、その年ごとの年収(Aさんの収入)を申請し、それに伴って受給を受けるので、就職してからはそれらが減って生活が少し厳しいと話していました。Aさんも母親同様に体が弱く、現在の仕事も体力的に厳しい部分があり、あるときは退社も検討したことがあると話してしました。さらに、弟(現在17歳)も大学に進学したいと話しており、それを叶えるためより困窮した生活を送っています。




Aさんとは高校一年生の頃から知り合い、学校を通じて生活模様を把握していきました。Aさんの自宅は古いアパートの一室で、壁も薄く、三人で生活するには窮屈そうな間取りでした。Aさんの家族は「もう慣れた」という風に話していましたが、私はその時、無礼を承知で「大変そうだなと」感じてしまいました。

Aさんたちは自分たちの生活に特別文句を言うわけでもなく、様々な工夫をこなして生活を送り、現在まで生活しています。それなのに大変そうだと思った自分が恥ずかしくなってしまいました。

私が今までの人生で生活保護を受給している人と関わりをもったのはAさんが初めてでした。Aさんは私が考える生活保護受給者のイメージをいい意味で変えてくれました。Aさんは自身が病弱であるのに関わらず、母親の代わりに学生時代からアルバイトをはじめ、当時自身が志望していた大学進学を諦め、家族の生活のために就職の道を選びました。地元でも友達は多く、職場での人間関係も良好だと話しています。

生活保護を受けていてもAさんのように前向きに、努力して生活している方もいるのだと認識することが出来ました。日本には生活保護受給者が数多くいらっしゃると思います。他の方はどのような生活を送られているか定かではありませんが、Aさんのような方が増えればより良好な生活が送れそうだと感じています。




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