生活保護体験談 Y.W.さん60歳女性 生活保護がもらえない


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護がもらえない
名前は、YWです。年齢は60歳の女性です。稲敷市在住です。生活保護を申請しましたが、受給は無理でした。

私は、30代で結婚して東北に住んでいました。幸せな結婚生活を送ることが夢でした。お金を貯めて念願のマイホームも買ったのです。しかし、結婚五年目のことです。私は、お湯を沸かしていたのをすっかり忘れてそのままソファで寝てしまったのです。火事です。家が火事で全焼しました。わたしは、どうにか命は助かりましたが、片目がほとんど見えない状態になりました。

その後、私は離婚しました。あの火事で幸せな結婚生活は一気になくなりました。その後、私は独身の姉と母のいる実家へと戻りました。片目は、ほぼ黒目がなく白くなっている状態です。でも、病院へ行ったら手術すれば少しは見えるようになると言われたので、手術を受けました。以前よりは、ぼやっと明るくみえるようになるまで回復しましたが、それから10年もたつと片方の目は、ほぼ失明状態になったのです。

姉は、認知症の母とわたしの面倒を見てくれています。姉も60歳をすぎていますが、パートの介護施設で働いています。申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、わたしの移動は、ほとんど車いすです。以前は、歩いていたのですが、バランスを崩して二階から転倒しました。そして、骨折をして3か月入院することになったのです。なので、今は、ほぼ車いすを使っての移動となっています。




わたしは、そのそのときから、自由にあることもできなくなり、目も見えない苛立ちを姉や母にぶつけていました。ずっと、部屋に閉じこもっていたのです。毎日、お酒をのみタバコ吸い、大量の薬を飲んでいました。ホントにこの世からいなくなりたい、生きていてもつらいだけだと思っていたのです。見かねた姉は、このままではまずいと思ったみたいで、市役所に生活保護の申請と相談に行きました。しかし、生活保護を受けるには、私が1人暮らしをしていることが条件でした。家や財産がない方が生活保護の対象だったので、目が見えないのは、障がい者の対象になるけど、生活保護の受給対象外だったのです。

姉は、わたしに少しでも自立してほしくて家の近くのアパートを探してくれましたが、大家さんがそういう方にアパートを貸すわけにいかないと断れたそうです。今では、母が85歳で三年前に亡くなりました。そして、姉と愛犬2匹ですんでいます。しかし、姉自身もがんを5年前に発症しています。どちらが先に死んでもおかしくない状況です。この先のことを考えると不安と恐怖の隣りあわせです。




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