生活保護体験談 K.K.さん47歳女性 生活保護受給者のその後


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護受給者のその後
お仕事で関係した47歳の女性、K・Kさんの生活保護のお話です。
お住まいは寝屋川市。もともと未婚であり、兄家族とお住まいでした。パートでクリーニング店にお勤めだったKさんですが、持病の糖尿病が悪化し、足先に壊死が始まりました。
ただ、お金がないという状態で治療せず放置、悪化してから駆け込んだ大学病院で、右足の膝下からの切断が決定、手術されました。

その病院に入院中、支払いが滞り、病院のソーシャルワーカーが役所に相談し、生活保護が決まったようです。とはいえ兄家族との同居、兄は支払い能力はないとはいえ働いて収入があります。そこでまず、Kさんを世帯分離し、別にアパートを借り、そこに住所を移して生活保護を申請、受給にいたりました。この話を聞いたときは、そこまで生活保護申請に役所が協力するのかと思ってとても驚きました。

さて、退院してから一人暮らしになるKさん、まず身体障害者手帳を取得、4級が降りました。それとあわせて介護保険申請、64歳以下の二号保険者になりますが、糖尿病での下肢断絶は対象になりますので、要介護1の結果が出ました。私はこの介護保険のほうの担当者としてKさんのサポートをすることになったのです。




すでに入院中から受給は開始されていましたので、退院後のアパートの環境整備から手配します。介護保険では、住宅改修に20万、福祉用具の購入に10万円が使えますが、Kさんの場合は障害者の補助もあったので、それ以上に使える制度がありました。手すりの場所や物品の選定のために一時外出し、業者との見積もりをしていたとき、Kさんが「自己負担分の支払いは分割でもいいですか?」と聞いてこられたので、生活保護の方は自己負担ないですよ、と説明すると驚かれていました。

生活保護で介護保険を利用すると、保険適応分に関しては支払いは発生しません。この制度がよいのか悪いのかは別として、生活保護の方ほど遠慮なく介護保険を使われる風潮にあるのは確かです。

無事にご退院されてKさんの一人暮らしが始まりました。もともと足が悪いだけですので、生活にほとんど支障はありません。一人で暮らしていく分には、贅沢しなければ十分、なんならパート時代よりゆとりがあると話されていました。若いのでケースワーカーからは少しでも働くようにといわれていたそうですが、生活に不満もないし、働いた分補助が減るだけなので、と今でも就労されていません。ハローワークに行くようにも言われているそうですが、強制力はないとのこと。

生活保護の制度は大切だとは思いますが、働ける人にはもう少し強く仕事を探すように言ってもいいんじゃないかなと思います。そういう支援が今後充実すれば、もっといい制度になるのにな、と感じています。




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