生活保護体験談 K.T.さん81歳男性 年金生活者の生活保護申請


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

年金生活者の生活保護申請
義父(TK氏)のことです。
もう亡くなっていますが、5年程前の、T氏が81歳だった頃、大阪市旭区で
生活保護受給申請をしに行き、受給開始されました。T氏は、若い頃、木型を作る商売をしていました。最初の頃は軌道にのってよかったのですが、時代も変わり、うまくいかなくなってしまい、50代で隠居して長男に引き継がせました。結局続かずつぶれてしまい、早くに隠居したため、年金の受給額も少なかったです。夫婦で月12~13万くらいだったようです。母が亡くなって、実家を処分して、そのお金でしばらくは生活できていましたが、5年程が過ぎると、それも底をついたようで、生活保護受給申請の運びとなりました。まず、わたしひとりで役所の担当の方を訪ね、状況を説明しました。大阪市の生活保護受給審査がより厳しくなる少し前だったと記憶しています。担当の方は、丁寧に対応してくださいました。口調は優しかったのですが、観察眼というか、それは厳しく、相手を見極めるような感じでした。息子夫婦がいるのだから、まずはそちらで援助をしてもらって・・、とも言われましたが、わたしたちも子育てをしながらの一般的なサラリーマン世帯で、子供の進学も控えていたので、その旨と、経済的援助は厳しい、と正直にお伝えしました。




最初の相談を終えて、申請に必要な書類などを教えてもらいました。必要なものは、健康保険証、印鑑、全ての通帳、賃貸借契約書、年金通知書だったと記憶してます。書類をそろえ、申請をしました。近く、調査のため、自宅訪問が行われ、2週間ほどで、申請日にさかのぼって、受給が開始されました。家賃は別途で振込額は8万円弱だったと思います。保護世帯は医療費が免除されるので、老人の1人暮らしだと、贅沢しなければ、十分とは言えないまでも、8万で生活に支障はない暮らしができていたようです。

T氏は、住んでいたマンションが単身者用のもので、居住者に生活保護をすすめられたと言っていました。他にも受給者がいるマンションだと、周りを気にすることもないのでしょうが、そうでない場合だと、結構周りを気にしてしまい、生活費もままならないのに、保護を受給せず、孤独死される話をニュースで聞くことがあります。また、大阪市は保護世帯が多く、最近は審査もより厳しいようです。

現状だと、同じ条件で、同じ額が受給されるかはわかりませんが、申請の際は、やはり、うそ偽りなく、ありのままを伝えるのが一番だと思います。担当者はプロなのですから、情に訴えることなく、基準を満たしてるかどうかで、きっちり判断されると思います。




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