生活保護体験談 M.U.さん34歳女性 20代で病気で職を失い生活保護を申請


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

20代で病気で職を失い生活保護を申請

M.U.34歳女性

私が生活保護を受給するようになったのは、私の病気がきっかけでした。私は、大学を卒業してから有名企業に就職し、営業職として働いていました。新卒でしたが収入も悪くなく、お金には困っていませんでした。しかし、職場の人間関係と働き方には悩みを抱えていました。私が特に悩んでいたのは上司との関係でした。

その会社では営業職は出張で地方に行くことが多く、その際、泊りになることも多々ありました。私のように新人の場合、出張には上司も同行することが決まりになっていたのですが、私の直属の上司(男性)についての悪い噂がありました。女性の部下との泊りの出張では必ずと言って良いほど、その部下にセクハラ行為をするといった内容の噂でした。私はその噂を知っていたので、出張先で上司の言動に注意していたのですが、上司は確かに噂通りセクハラまがいのことをしようとしてきました。それがきっかけでトラウマになり、私はうつ病を発症してしまったのです。




しばらく休職しましたが、病状はあまり改善せず、心の負担を取るためにと思い、とうとうそこを退職しました。しばらく治療に専念したのですが、1年経った頃に、貯金を切り崩して暮らす生活に不安を感じ、生活保護を申請しようと決めました(当時29歳)。

当時住んでいた地域の福祉事務所で申請に必要なものを聞き、まずは申請書類を提出することになりました。面談で現在の病状や働けなくなった経緯、貯金等を伝えると、事務所からの調査があり、実際に住んでいる部屋に調査員の方が来て私の生活振りをチェックしていきました。生活保護を受給するには、働くことが出来ない理由がとても重要になってくると聞いていたのですが、その部分については調査ではクリアしたようでした。

しかし、私が親戚からの扶養を受ける可能性が無いかどうかについては、少し調査に時間がかかっているようでした。私には隣県に住む叔母がいたので、叔母から援助を受ける可能性があるかどうかが問題だったようです。結局、叔母からの援助は受けられる状態ではないこともはっきりし、私は生活保護を受給出来ることになりました。

生活保護費用は多くはありませんでした。しかし、仕事を休み、一人で静かに療養し改めて今後のことを考える時間を作ることが出来、大変助かりました。2年間生活保護を受給した頃には、私の病気も当初よりだいぶ回復し、就労できそうな程にまでなりました。就職活動をし、就職が決まると生活保護の受給は終了しました。




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