生活保護体験談 N.K.さん47歳男性 私の賃貸物件は生活保護受給者大歓迎です 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

私の賃貸物件は生活保護受給者大歓迎です

N.K.47歳男性

私は賃貸住宅の大家をやっています。もう築50年近い物件ですので、なかなか新規のお客さんも付かずに悪戦苦闘しています。そんな老朽化物件ですが、生活保護世帯入居可能という広告を出したおかけで、ちらほらと新規のお客さんが入るようになってきました。お客さんのほとんどは生活保護世帯です。生活保護受給中に転入してこられた方もいますし、入居中に生活保護の需給が開始されたお客さんもいます。

家賃の額を生活保護費の住宅扶助相当額に押さえたことが功を奏しました。沢山生活保護の方を受け入れているので、役所からの信頼も厚く、お客さんを回してもらえるようになりました。生活保護受給者であれば、役所が生活を支援しているわけですから、家賃の滞納がまずありません。なので、大家の立場からすれば、生活保護受給者の受け入れはむしろ好都合です。




その一方で、生活保護受給者お断りと露骨に看板を掲げている大家さんもいます。こういった方は、恐らく、そもそも生活保護受給者を嫌いなのだと思います。確かに、大抵の生活保護受給者は真面目な方だとは思いますが、中には、生活保護を受給することによって、それまで以上に怠惰な生活を送る人間もいるようです。また、働けるのに働かないだとか、収入があるのにそれを隠して生活保護を受給しているなど、他にも不正受給が横行しているようです。こういった方が入居すると物件全体の雰囲気や環境が悪くなることを大家さんは恐れているのかもしれません。

ちなみにうちの物件に入居されている生活保護受給世帯の皆さんは、障害があるなどどうしても働けない理由のある方なので、不正受給と言われるような方はおりません。ただ、一人だけ微妙な方がいます。うちの物件で一番長く入居されている方なのですが、つい最近、生活保護の需給が開始されました。

生活保護の申請にあたり、大家の立場として、色々資料の提出に協力させていただきました。その際、入居者からの預り金や敷金の額について証明する必要があったのですが、本来、50万円残っている預り金を残金無しと証明しました。本来ならば、その50万円は収入認定されて生活保護は受給できなかったかもしれません。しかし、私が残金無しと証明したために、生活保護の需給が開始されました。そのおかげで、私は問題なくその方からお家賃をいただいています。

とは言え、生活保護申請について偽ったことについては、大変反省しています。今後も生活保護に対する偏見を持たずに、不動産賃貸業をやっていこうと思っています。




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