生活保護体験談 A.F.さん27歳女性 DVからの避難に伴う生活保護申請、受給の体験


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

DVからの避難に伴う生活保護申請、受給の体験

A.F.27歳女性

東北某県から東京都へ、妊娠中に夫からのDV被害から逃げてきた。シェルターに入る際、だいたいの利用者が生活保護を申請するようだ。

現在、東京都ではDV被害者は生活保護を受給しやすくなっているそうで、申請は区役所の担当職員の前で所持金、通帳を出し、資産が無いか簡単に聞き取られて終わった。自動車は逃げる時に世話になったNPOからの指導で処分していたが、DV被害で受給する場合は必ずしも必要では無いようだった。地元の東北某県では、生活保護を受けたいと言っても門前払いで、受給はかなり難しそうだった。

都営地下鉄と都営バスが無料になるが、私には利用する機会がほぼ無く、あまり得には思えなかった。まだ生活扶助費がいらない施設にいるため、生活が苦しいか、余裕があるかはわからないが、楽ではないようだ。今いる施設では、お金の苦しさよりもケースワーカーによっては生活ぶりにそうとう口を出して来ることを苦痛に思っている人の方が多い。

私は逃げて来てから出産があった為、生活保護世帯として助産制度も利用した。自己負担金はありませんと説明を受けていたが、後で十万円を超える請求が来た。未だに納得行く説明は受けれていない。私は障害年金も受給しているのだが、これでしょっちゅう自己負担金が出ている。しかも数万円単位の請求を手紙1枚で済ませられるので、福祉事務所から来る手紙がかなりストレスになっている。




電話で問い合わせたり、区役所に行って説明を求めても「もう決定したことなので」と言われて納得できたことが無い。気さくで受給者に協力的な人にあたったという人もいたので、当たったケースワーカーの人柄に、受給中の生き易さがかなり左右されるようだ。私の担当ケースワーカーはお年寄りこそ生活保護を受けるべきとはっきり言っていて、若者は受ける意味がわからないそうだ。私を含め、色々な事情の人がいるのだが…

同じ東京都でも区によって生活保護の水準…と言って良いのか…がかなり違うらしい。医療券で受けに行った病院の医師が、「生活保護受給中の患者をこれまでたくさん見てきたが、新宿区が生活保護の条件が今まで見た中で一番良い」と言っていた。「一番ひどかったのは東北の田舎」だそうだ。お金がある市区町村は生活保護が充実している。ということらしい。

地域によって受給しやすさ、受給してからの生活水準が違い、担当ケースワーカーにもそれらが左右される。当たりを引けない人にはとことん優しくない制度だと思った。




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