生活保護体験談 A.M.さん42歳女性 車を手放したくないから生活保護は嫌だという友人


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

車を手放したくないから生活保護は嫌だという友人

A.M.42歳女性

私の友人で現在生活に困った人がいます。身近にいる友人ですし、何でも相談をしてくれるので、家庭環境などは理解しているつもりです。その友人の家族関係は、年老いた80代の母と自分のみ。元々は友人は仕事の関係で離れたところで仕事をしていました。しかし80代の母の介護が必要になったため、自宅に戻ってきたのです。それまでは仕事をしていたのですが、精神的にもうつ傾向があったりして、毎日仕事に行くことが出来ず、半ば首になったような形で自宅に戻ってきました。

そして母と二人の生活が始まりました。生活に苦しいながらも日雇いの仕事などでしのいでいたのですが、ある時地域の包括支援センターの方が来てその話から、生活保護を受けたらどうかという話が出たのです。またその時に、以前に住んでいたアパート代を滞納していて、その請求が数十万円来ているということも分かったのですね。




その友人を知る周りの人は、今の状況を回避するのは生活保護を申請して受給するのが一番だと勧めました。しかし友人がかたくなに拒みます。その理由が後になって明らかになりました。生活保護って知っているようで知らないことってたくさんあり、生活保護を申請して受給を受けるには、様々な条件があります。その中の1つに車を保有していたら生活保護は受けることが出来ないということがあるようです。友人は、唯一の交通手段として車を持っていました。とても小さな軽自動車です。しかし田舎で生活をしていくには車がなければ、交通手段がなく生活がより難しくなります。そのため車を手放したくなかったのですね。そのため生活保護の申請をずっと拒んでいたのです。

安定した仕事がなく、日雇いの仕事を続けながら、高齢の母の介護も行い、友人は心身ともに疲れ果て、うつの状態も悪くなることがありました。そして今は定期的に精神科に通って治療を受けています。そんな状況を見ると、市の包括支援センターの人も友人たちもみんな生活保護を受けた方がいいのではないかと助言します。それでも未だにかたくなに拒んでいるのです。

もしかしたら、車のことだけが理由なのではなく、生活保護を受けるということが友人のプライドを傷つけるのかもしれません。若い時にはバリバリ働いていた人なので、生活保護を受けるのが恥ずかしいと思っているのかもしれません。生活が破たんしてしまう前に申請をすればよいと思うのですが、なかなか納得してくれない友人をみんなで見守っています。

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