生活保護体験談 S.H.さん39歳女性 生活保護受給に関する相談体験談 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護受給に関する相談体験談

S.H.39歳女

現在自営業を営んでおりますが、育児休暇手当てなどもありません。シングルマザーとしての出産を控え、一生関わることのないであろうと思っていた「生活保護」受給に関する相談に行ったときのお話です。結論から言いますと、結局相談にいっただけで受給を申請するまでには至りませんでした。

何故かと言うとお役所に相談に行ったときに、窓口から個室に案内されました。そこで生活保護の係りの人が来て、どうして生活保護を受給する相談にきたのかとまずそこから質問が始まります。誤解の無い様、決してイジワルな口調でも無く、いやな感じの係りの人でもなかったです。でも、話を詳細まで話さなくてはならず、とてもみじめで悲しい気持ちになったことを覚えています。

そのシステムを聞きました。説明として、まず、貯金や資産、家や担保になるものを所有しているか、その詳細も聞かれました。特別な資産も保険といったものも(貯蓄性のある保険)もっていなかったので、そこは問題ありませんでした。貯金を生活保護を受給するようになると、生活保護の額の6か月分(額は人によって違うようです)以上を貯金することができないそうです。ここはうろおぼえですが、子供が高校生などアルバイトをできる年齢に達した時にも、その給料を貯金していくこともこの基準内で、ということになってしまう話を聞いたと思います。




たとえ苦しくなっても生活保護は受給するべきでないと私が判断したのはここでした。子供がしっかりと物心をつけ、中学、高校へと進んだとき、家に貯金があまりない状態で、「貧困」というものを嫌でも肌で感じるでしょう。それなのに、がんばって貯金をして、積み立てをして、できることであれば家を購入したり不動産に投資をしたりして資産を立て直していく、そういうお金に困らなくなる仕組みがあっても、その前向きでがんばる姿勢が受給資格を剥奪することにつながるのであれば、自然と受給分6ヶ月分以上の貯金をしないようにしてしまい、そういったお金に対する健全ではない関わり方や意識はきっと子供にも影響してしまい、将来子供も生活保護を受給するようになってしまうのではないか・・と危機感を感じたからからです。

人間は楽なほうに流れやすいといいますが、受給=暗い道を進むことになる、嫌な感じ、豊かになることへの否定というものを感じて、とにかく嫌な気持ちで「私は受給申請しません」と係りの人に伝えました。係りの人は、必要なら受けてほしい、ちゃんと生活ができるように、とまで言ってくれたので、相談に来る人のことをちゃんと考えてくれている善意の人が係りであったことに救いを感じました。以上、私の体験談です。

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