生活保護体験談 G.K.さん27歳女性 心を病んで働かなくなった私


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

心を病んで働かなくなった私

私はG.K、27歳の女性、奈良県奈良市在住です。

今は結婚したので受給していませんが、5年前まで、期間は約2年間受給しておりました。私は子どもの頃から美容師に憧れ、専門学校に行って憧れの美容師として就職しました。しかし美容師の世界というのは華やかな世界に見えるでしょうが、実際はドロドロした世界でした。立ち仕事ですから体力的にキツいことは覚悟していましたが、一番厳しかったのは人間関係です。思い出すのも辛いので詳しくは言いませんが、私はいわゆるイジメの対象となってしまいました。

最初は我慢していましたが、だんだん心が壊れていくのが自分でも分かりました。精神科にも通うようになり、もう仕事を続けられる状態ではなくなり退職し、治療に専念することにしました。最初は貯金があったので、切り崩して生活していましたが、そのうちそれも底をついてしまいます。ついには病院にも行けないほどお金に困るようになり、精神科の先生に相談したところ、生活保護の申請を勧められました。

さっそく私は、病院帰りの足で地元の市役所に向かいます。窓口で相談したい旨を伝えると、相談員を紹介され、こうなった経緯、今の状況、病気のことなど包み隠さず伝えました。話しながら涙が溢れてきましたが、相談員の方は真剣に聞いて下さいました。申請に必要なものリストをくれて、受給に向けて動いて下さいます。

ちなみに受給の申請に必要なものは、印鑑、通帳、健康保険証、家賃証明書などでした。それと家族で援助できる人がいないか調べられ、誰もいなければ受給されます。そして、私は一人暮らしでしたので、家賃が安いところに引っ越しをしなくてはいけない。とのことでした。

すぐに不動産屋さんに行って、生活保護の受給がしたいので物件を探している旨を伝えます。不動産屋さんはこの辺の事情を分かっていらっしゃるので、すぐに安い物件を探してくれて、新居はあっという間に決まりました。




その後、無事申請が通ったとの連絡をもらい、翌月から生活保護の受給ができる運びとなりました。ちなみに私が引っ越したのは、家賃3万円ぐらいのアパートで、月の受給額は11万円少しぐらいです。

最近、生活保護は楽だ。天国だ。などの報道やネット記事を目にします。しかし楽でも天国でもありません。現実的にこの金額で贅沢などしたくても出来ません。慎ましく生活しないと破綻します。もしも、「生活保護でラクして生活したい」なんて考えている人がいたら、そんなに甘くないと思って欲しいです。

生活保護を貰えばとりあえず生きてはいけます。しかし、自分が生活保護を貰っていることなど、余程親しい人にしか言えませんし、世間に対して引け目も感じながらの生活になります。意外と辛いものなのです。決して楽でも天国でもないことも知って欲しいです。

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