生活保護体験談 K.M.さん32歳男性 生活保護を受給している知人の話 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護を受給している知人の話

今回の生活保護の話は、知人の同い年、同じ大阪市に住む女性から聞いた話です。彼女は、夫の浮気が原因で、2人の2歳と4歳の子供を連れて離婚をしました。仕事を探そうと思っていたそうですが、てんかんの持病があり、なかなか仕事の面接もうまくいかなかったそうです。

本人は、自動車を運転する仕事など、てんかんという病気に対して特に敏感そうな仕事を希望していたわけではないため、生活保護の申請をした時に、窓口の男性の職員の人に「てんかんは希望する仕事とは直接関係ないのではないですか?それに、薬を飲んでおけば日中の仕事中には発作などは出ないのではないですか?単に仕事をしたくないための言い訳に病気を使っているのではないですか?」という内容の、心ない言葉を発せられ、とてもショックだったそうです。泣きたいくらいの気持ちでしたが、子供もいる前なので泣き出すこともできず、さらに辛かったといいます。結局、別の日に窓口に行き別の女性の職員に話をしたところ、親とも音信不通であるなどの事情も考慮され、申請が通ったということです。

受給が始まってさぞかし心も安定しただろう、と思いましたが、週に一度職員の人が面談に来るのがとても苦痛なのだそうです。女性の職員が来てくれるので、それほど辛いことを直接言われる訳ではないそうですが、働かない自分に負い目を感じてしまい辛く感じてしまうそうです。




一度、火災保険に加入した時には、「まさか意図的に保険金をもらうために入ったんじゃないでしょうね?」などと、心ないことを言われまたショックを受けたそうです。実際には、賃貸マンションで自分の不注意で建物を燃やしたりしてしまった時のための賠償を主な目的で入ったのに、なんでそんな風に思われてしまうのか、と。保険会社も、生活保護受給者ということでいろいろと根掘り葉掘り聞いて来たということで二重に辛かったといいます。結局、自分の家の家財に対する保障を最低限ギリギリにして加入できたそうです。

また、子供を病院に連れていくときに、いちいち職員に連絡しないといけないのも面倒で辛かったといいます。ちょっとした症状では行かないでくださいね、というようなことも言われ辛かったそうです。

彼女は現在付き合っている人がおり、早く生活保護を抜け出すために仕事も積極的に探しているそうです。生活保護は働かずに楽してお金をもらっている、というイメージを抱きがちですが、見えない苦労があるのだなと彼女の話を聞いて知りました。

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