生活保護体験談 K.T.さん43歳男性 思ったよりも生活保護申請は厳しかった 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

思ったよりも生活保護申請は厳しかった
私の名前はK・T、43歳、男性です。
静岡県島田市に住んでいるのですが、今までもともな職に就いたこともなく、それでもやっとの思いで就職した建築関係の仕事では、十年くらい続けていましたが、肉体的にも精神的にもきつい仕事で、元々人づきあいが苦手だった私は職場の人間関係にまったく馴染めずに、だんだんと精神的に追い詰められていきました。更に追い打ちをかけるように、40歳を過ぎた頃から仕事の誘いも無くなり、全くの無収入になってしまったのです。次の就職先も、コミュニケーションが壊滅的に下手だったせいで、面接にも何度も落ちて、貯金だけで生活していく日々でした。もうどうにもならなくなり、生活保護を受給しようと思い立ったのですが、何かと理由を付けて申請させないと聞いていたので、ネットなどで知識を得て徹底的に理論武装をして、生活保護を申請しに行きました。

市役所に着くと受付に、生活に困っているので受給したい旨を告げたところ、すんなりと福祉課に案内されたので、案外簡単に受けることが出来るんじゃないかと思ってしまったのですが、現実はそんなに甘くはありませんでした。




福祉課に着くと番号札を渡されて順番待ちすることになったのですが、結構順番待ちの人が沢山いて、段々緊張してきたのです。私の順番になると、窓口の人から、相談をしに来たんですよね?と聞かれたので、私ははっきりと、生活保護の申請をしに来たと明言しました。ここで相談と言ってしまうと本当に相談を聞くだけで終わってしまうらしいので、ここだけははっきりと目的を言うことにしたのです。

奥の部屋でまた別の人に話を聞かれたのですが、なぜ保護を受けようとしたのかをまず聞かれて私は率直に、仕事が無くて生活に困ったので、と言ったのですが、次に聞かれたのは、何かの病気や障害があるのか、援助してくれる親族がいないのか、と言うことを聞かれ、両親については年金暮らしで余裕がなく、遠方にいるので援助は見込めないと返答し、病気についてはコミュニケーション障害と、自分はアスペルガー症候群の疑いがあると告げたのです。しかしあくまでも自己診断でアスペルガー症候群なのかもしれないというだけで、実際に病院で診断を受けたわけではなかったので、当然その点を突かれ、更にコミュニケーションが苦手なら人となるべく関わらない仕事を探したらどうかと言われてしまいました。

最終的には私の話に具体性が無く、両親の持ち家に住んでいるということで受給できないと言われてしまい、私も緊張で頭が真っ白になってしまいネットで予習したこともほとんど言えずに、結局生活保護は受給できませんでした。

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