生活保護体験談 N.T.さん47歳女性 自分を救ってくれるのは生活保護だけじゃない


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

自分を救ってくれるのは生活保護だけじゃない

N.T(47) 女性 春日井市在住

今から、5年程前の話になります。
当時、主人は転職をしたばかりでした。けれど、転職先は給料も規約の3分の1程しか振り込まれず、理由を付けては、殆ど引かれてれいました。生活が出来ない状況になり、1ヶ月で退職してしまいました。

光熱費や生活費が足りなくなり、主人は自分の両親に、1ヶ月分の援助を頼みに行ったのですが、「嫁に(私)裸を売らせれば金にはなるだろ。」と、言われ呆気なく断られました。

主人は次の就職先も決まっていましたし、1ヶ月乗り切れれば何とか生活も出来ると思っていました。町内の民生委員の方にも相談は出来たのですが、やはり近所という事もあり、切羽詰まった状況でもあったので、市役所で生活保護に付いて聞きに行こうという事で、春日井市役所に行きました。

健康福祉部支援課という所に案内され、保護担当の方が見えるまで、仕切りが入った机の場所に、主人と3才の子供の3人で座りました。

担当の方がみえ、此れまでの経緯を話、「生活保護の申請をすると、まずご両親にその内容の通知が行きますが、宜しいですか?」と聞かれ、「はい。」と答えました。
その後、生活保護の内容説明を受け、私達の場合、主人と私、軽い発達障害のある次男に3才の三男の四人が世帯同一していたので、最低保証の15万円が生活保護費として受給が受けられますという事でした。




生活保護を受給するにあたり、条件も細かく、テレビ、携帯電話は勿論の事、必要最小限の家電しかダメで、車も持つ事もダメでした。
食費も家計簿で、無駄が無いかのチェックが入ると言われました。

でも、主人も次の月からの就職先も決まっていたし、私もスーパーで夕方のパートに行っていたので、逆に生活保護の申請をしてしまうと、と考えてしまいました。
主人も、「車が無くなってしまったら、次に行く職場に通う事が出来なくなってしまうのですが…。」と、話をすると、保護担当の方が、「生活保護だけでは、無くても違う形での受給は可能です。」と、言われたので、そちらの話を聞く事になりました。

生活福祉資金といって、市からお金を借りるというものでした。
失業や低所得者世帯に二人以上の世帯に二十万の貸付ができ、貸付期間が3ヶ月~12ヵ月という内容でした。

もう1つは、一時生活再建費というものでした。公共料金の滞納や次に就職する為の支度費、日常生活を営むのに困難な場合に貸し付けが可能で、限度額は60万という内容でした。

何れを選択するにしても、用意する書類の数に、其からの申請、審査になる為に、1ヶ月は掛かってしまうと言われ、それでは、今の自分達にあまり意味を成さないと感じ、結局は、何れも申請する事なく帰りました。

人間、いつ何が起こるか分かりません。好きで生活困難に陥る分けでもないですし、生きて行く為に必要な物もあります。
私は申請をしなかったのですが、本当に困った時は、やはり市役所等に相談に行くのも大切な事だと思いました。

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