生活保護体験談 S.K.さん54歳男性 生活保護は世帯が対象で個人では受給できない


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護は世帯が対象で個人では受給できない
鳥取県若桜町で暮らしている54歳の男性でSKといいます。
働いていた勤務先を3年ほど前に退職し、失業保険を受けながら就職先を探していましたが見つからないままに失業保険を受けられる期間が過ぎてしまい、手持ちのお金も少なくなって来たのでどうしようかと悩んでいました。私は父親が世帯主の実家で父親と二人暮らしをしているのですが、父親は父親の年金で生活をしていて、私は私の給料で生活をしていました。
そういう意味で実の親子ではあっても生活スタイルとしてはシェアハウスで暮らしているような形でしたので、父親から援助して貰うのは父親に申し訳ないですし、父親の年金も一ヶ月辺り10万円なので、父親に援助してくれるように頼むことは心情的に出来ないでいました。

しかしそうは言っても生活資金が携帯代やその他のどうしても支払わなければならない分を除いたら一ヶ月ももたない状況になってしまい、生活保護の受給を申請しようと町役場に出掛けて訪ねてみました。
生活保護を受給したいことを告げると生活保護を受けるにあたってのしおりのようなものが渡されて、生活保護を受けるに当たっての条件などの説明がありました。
そして働けるなら就職先を探すようにも言われ、町が就職斡旋のプロを招いて就職先を探す手助けをするとも言ってきました。




しかし、就職斡旋のプロに任せたとしても結局探す元になるのはハローワークの求人情報からという話しだったので、ハローワークの求人情報を毎日ネットで見ている私にとっては同じことのように思えましたし、生活資金が一ヶ月ももたない状況では就職してから給料が入るまでの一ヶ月の生活資金が無くなるので、今から就職先を探しても遅いことを告げました。

すると生活資金については社会福祉協議会に相談すると良いと言われてしまいましたが、社会福祉協議会からお金を借りるということは何時かは返済しなければならないということになるので、返済出来るかどうか分からない状態でお金を借りる訳にもいかないので、そういうことではなくて生活保護を受けることが出来ないかを訴えてみました。

すると生活保護は個人ではなく世帯で受けることになるので、私が生活保護を受けるということは父親の年金が無くなって生活保護の給付金で二人が生活するということになるという話しがありました。
父親は長年苦労をして働いて勝ち取った年金ですから、少額とはいえ自分のお金という思いがあると思います。しかし息子とはいってもその年金を失って生活保護を父親も受けなければならないということは大変に残念なことだろうと思うと、生活保護の申請をすることは出来ませんでした。そこで結局父親に話して父親から資金的な援助を受けることにしました。/div>

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