生活保護体験談 Y.M.さん30歳男性 生活保護を受けてみて


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護を受けてみて
名前 YM
年齢 30歳
性別 男性
住まい 大阪府堺市
受給状況 現在も受給中・生活保護を貰うまで
私は大学を卒業後、IT系企業に就職し、営業職を担当していました。しかし、営業職がゆえのノルマの厳しさや、上司からのパワハラにより心のバランスを崩してしましました。会社に行くのが怖い。電車やバスに乗るのが怖い。果ては人と接するのも怖い。もう仕事を続けられる状況ではなくなってしまい、退職することになりました。初めは、精神科での治療を受けつつ、貯金を切り崩しながら生活していました。しかし、一向に心は回復しません。でも貯金は毎月減っていく。退職から一年少し経った頃でしょうか。ついに銀行口座の残高が1万円を切るところまで追い込まれました。もう背に腹は変えられない。心が病んでいても働かなくてはいけない。すがるような思いで私はハローワークに向かいました。

・生活保護という選択肢
ハローワークに行くと、最初に担当者との面談がありました。そこで私は今の現状を包み隠さず話しました。すると担当者から「あなたは生活保護の受給対象かもしれないから.、ダメもとで申請してみては?」と言われました。

正直、自分が生活保護を受けるなど考えもしませんでした。正直、生活保護というものに抵抗もありました。しかし、もうお金はない。かと言って仕事が出来るような精神状態ではない。ワガママ言ってる場合ではありません。担当者の方に詳しく教えてもらい、区役所に向かいました。

・役所にて
区役所に行き、福祉課の窓口の方に「生活保護をうけたいのですが」と声を掛けました。
すると奥の部屋に通され、相談員の方が来られました。相談員さんに、自分の現状を全て伝えました。話しながら情けないやら、恥ずかしいやら、涙が止まらなくなりました。優しく聞いて下さった相談員から、説明がありました。まず、申請するのに必要な書類がいくつかある。ということ。
①持っている通帳全て
②印鑑
③健康保険証(持っていれば)
④自宅の賃貸契約書
⑤光熱水費の領収書
これに加えて、今の住んでいる自宅は家賃が高過ぎるので、引っ越す必要があること。
新しい物件を見つけて、不動産屋にて見取り図と清算書を貰って申請の日に一緒に提出すること。
以上を伝えられました。




・いざ申請
不動産屋に行き、新しい家も決めて準備が整い、申請するために区役所に行きました。区役所の福祉課に行くと、また奥の部屋に通されます。ケースワーカーの方と面談があるとのことです。面談では、生活保護を申請するに至った経緯、病気の状況、今後どうしていきたいのか。などが聞かれました。私も正直にお答えしました。ここで申請書の記入を行い、申請が通るまでは2週間程掛かるとのことでした。

・申請が通って
2週間後、ケースワーカーさんから申請が通ったとの連絡をいただきました。ホッとしました。すぐに引越しも完了し、新生活がスタートしました。

・生活保護生活をしてみて
生活保護を受けてまもなく3ヶ月が経ちます。生活保護を受けての感想を最後にお伝えします。まず、生活保護をもらうと、保険証は回収されます。生活保護者は保険料を払わなくてよいので。替わりに医療券をケースワーカーさんにもらいます。ただ不便なのは、病院に行くたび、毎回医療券をもらわなくてはならないのは不便です。しかし、あとは生活保護受給者だからといって何か生活に縛りがあるかといえば、特にないのです。

働かなくても、治療費の心配をすることなく治療に専念できますし、何よりお金の心配をしなくて良い生活はとても精神衛生が良いです。おかげで病気の状況も少しずつですが快方に向かっています。あのまま生活保護を受けられなければ、私はもうこの世にいなかったかもしれません。勇気を出して生活保護を申請して良かったと思いますし、いずれまた、働いて生活保護から抜け出したいと思います。

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