生活保護体験談 M.H.さん29歳女性 生活保護と車の所有


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護と車の所有

生活保護を受ける為の条件は満たすが、受ける側の条件と折り合いがつかずに・・・

29歳の女性、MHと言います。

鹿児島県出水市で生活しており、生活保護の受給の申請で知人が市役所の生活保護係りに相談をした時の話しです。知人は、8人の子供がいました。毎年の様に子供を出産していたので、小学生の子供を先頭に赤ちゃん迄います。8人の子供をお母さんが一人で育てる形を取り、旦那さんと離婚を行い、母子家庭になりました。

彼女は、母親も父親も早くに他界しており、天涯孤独。元ご主人からの仕送りは一切なく、引っ越し費用等で貯金は消えました。市が運営する住宅に入ったので、家賃は1万ちょっとの安い物でしたが、一番したの子供はまだうまれて1年なっておらず、とても働ける状況ではありませんでした。子供手当等があるので、3ヶ月に1度のペースで決まったお金が入ってきますが、決してそのお金だけでは生活出来ないので、生活保護を申請する相談を行う形になりました。




担保となる物は生活保護申請の際には、市の方が引き取ると伺っていたのですが、クーラーやテレビは押収されない事が分かりました。テレビの理由の説明は理解出来ませんでしたが、クーラーは、生活を行う上で、なければ熱中症になり命の危機に陥る可能性がある為、押収されないとの事でした。

収入が全くないので、生活保護受給対象者という事で、生活保護を受給出来る条件は十分に満たしていたのですが、ここで問題が起きました。それは、車を押収されるという事。
車を押収されてしまえば、8人の子供達をどこかに連れて行く事も、買い物に一緒に連れて行く事も出来ません。

あくまで、車は、生活保護を受給しながら、仕事を探す場合のみの短い期間や、仕事をしているけれども、生活に満たす金額を貰っていない為に、車で職場迄通勤を行っている場合にのみ押収されないとの事でした。彼女の場合は、一番したの子供が赤ちゃんで、保育園が開かなければ、仕事を探す事が出来ません。しかも、保育園対象児が家庭に5人いるのです。待機児童が40人超えていると言われたのに、そんな簡単に保育園も決まる訳がありません。

ですが、仕事を探していないのであれば、車の押収は絶対と言われ、結果的に、生活保護の受給の申請を行わない形にしました。明日食べる食事に困る中、生活保護を申請出来ない事で、生活保護係の方は、生活保護の申請を進められましたが、現実、子供が8人おり、都会と違い、バスや、市電が通っている訳ではない田舎では不可能な話しでした。
結果、申請は行わず終了という形にはなりましたが、子供の事を気にした福祉の方からは頻繁に継続的に連絡が来、生活保護を進められる日々は続いている様です。

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