生活保護体験談 M.Y.さん35歳男性 「社会不適合者」と言われた知人が生活保護需給


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

「社会不適合者」と言われた知人が生活保護需給
名前:M.Y
年齢:35
性別:男性
お住まいの市区町村:兵庫県生活保護を申請、受給した知人のケースについて、
私の実体験をもとに書かせていただきます。

今から数年前、精神病院に入院していたときの知人の話です。
彼は私とほぼ同じ時期に入院し、歳の差もあまりなかったので、
病院内で数少ない「話ができる人」でした。

医学的なことに関する知見が全くと言っていいほどない私からみても
「見るからに」症状が重そうな患者さんが多い中、彼は一見して
悪そうなところが見えない患者さんで、なぜ入院してきたのか
不思議に思っていました。

話を聞いていくうちに、彼は明らかな病気ではないが、「社会不適合者」
だと告白されました。10代の頃は様々なやんちゃ行為を繰り返し、少年院にいった経験もあったそうです。

しかし20歳のときに小さいながらも地元では堅実な会社に入社し、営業の仕事について比較的良好な成績を残していたそうです。ただし彼の「社会不適合者」ぶりは変わらず、消費者金融などからの借金癖と睡眠薬の依存症があったそうです。

就職を境に実家を出て一人暮らしをしていたそうですが、借金のたびに延滞し、その督促状が来ても無視をしていたので、「緊急連絡先」である実家に連絡が入り片親である彼の母親は辟易していたそうです。

あるとき、彼は睡眠薬を服用後にバイクを運転していたところ転倒事故を起こし、運が悪いことにまたもや母親のところに連絡が行き、我慢の限界を超えた母親は彼を強引に精神病院に入院させたということです。

入院当初は入院費は母親が払っていたらしいですが、ほどなくして病院のケースワーカーと相談し、生活保護を受給したいと言い出したそうです。生活保護を受給中であれば、入院費はタダになるから、ということでした。




流れとしては、

①当面の間、「社会不適合者」である彼は精神病院にて入院治療を受けることが必要であること
②しかし、その彼とその母親は離れて暮らしており、父親は離婚しており彼を扶養する能力がないこと
③彼自身は仕事で得た収入はすべて散財してしまっており、貯金などの手持ちがないこと

を彼の居住している市の担当課に説明し、書面提出し申請したところ、2週間ほどで生活保護受給の決定が降りたとのことです。尚、彼の主治医は院長先生。担当医の指示も母親がお願いしたとのことです。

真相は定かではありませんが、いわゆる「精神障害者」が生活保護を受給するにあたっては、

①クリニックや診療所に通院している状態よりも、精神病院に入院していること
②その精神病院も地元ではある程度名が通った有名病院であること
③主治医も患者に対して生活保護を受給するように勧めたり、そのための「意見書」を多数執筆していること

といった要素が大切だと、彼は母親や病院から聞いたとのことです。

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