生活保護体験談 H.T.さん52歳男性 叔母が生活保護を受けた体験談 


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

叔母が生活保護を受けた体験談
H.T.52歳男性
私の叔母は以前10年間ほど、生活保護を受給していました。その理由ですが彼女は事情があって結婚後数年で離婚してしまい、体力的に恵まれていないのにもかかわらず、女手一つで子供を育てていました。40歳の時に出産していたので一層体力的に負担がかかる中、早朝から夜まで二つの仕事を大変な思いでこなしていました。

叔母とは家も近所で、私が幼少期から可愛がってくれた関係で親しい間柄でして、親子に近い感覚です。私が心配して体調を問いかけても、常に、何ともないから、と言って笑いながら返すのです。とはいえストレスを感じながら奮闘している様子がひしひしと感じられました。ですがある日、その叔母がついに倒れたのです。病院に搬送されたというので急いでかけつけました。事情を聴くと危険な状態なので、緊急に手術が行われていました。何とか一命はとりとめたものの、絶対安静な状態が必要とのことでした。もう少し到着が遅れていたら命も危なかったそうです。病名はストレスと過労からくる脳梗塞とのことでした。




治療は長期間に及び、とても働ける状況ではなくなってしまい、本人と相談した結果生活保護の申請をする結論に至りました。市役所に申請すれば受給は可能です。私も自分の生活で精いっぱいで支援できる余裕はなく、ほかに支援可能な親族もいません。

叔母は母子家庭のために医療費が免除されていたので、その分受給できる金額は多くなく9万円ほどだそうで、正直食べるのでやっとという状態みたいです。しかしこういう制度のおかげで何とかやっていけるという事は、受給を認めてくれた役所に素直に恩を感じる必要があります。生活保護がなければ食べられないわけですから。バイトをしても即市役所に知られてしまうので、バイトで収入を得るのは無理なようです。

そして数年後、叔母は何とか回復し、医師からのお墨付きをもらいバイトを開始しましたが、受給に関しての弊害は、自動車を持ってはいけない事です。自治体によってこの基準は多少差があるみたいですが。交通手段に乏しい地域なのでかなり不便さを強いられたようです。その点は私がなるべく足代わりになって助けてあげています。ですが周囲にそういう人がいない受給者は困る場合も考えられ、収入を得るのも難しい状況も考えられます。そういう場合は柔軟な発想もしてもらいたいと思います。

ただ叔母が受給によって救われたのは感謝してますし、困っている人は積極的に役所に足を運んでほしいです。打開策が開けると思います。




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