生活保護体験談 F.U.さん46歳男性 いとこの生活保護体験談


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

いとこの生活保護体験談
生活保護を受けている私のいとこの体験談です。彼は大分県内で一人暮らしをしているFU46歳男性です。2010年より生活保護を受給しています。その経緯なのですが、勤務していた会社をうつ病が原因で退社したのがきっかけでした。病院に通いながら治療に励みましたが、一向に回復に向かわず、貯えがなくなりくらし自体が破たん状態に陥ってしまいました。いとこの場合、両親は他界しており、兄弟とも完全に疎遠状態で頼る人もいない状況でした。私も相談にのりましたが、支援する余裕などなく、社会福祉協議会に相談に行きました。そこで生活保護の申請を勧められたのでした。

申請するにあたって、いとこと二人で市役所の生活福祉課の担当者に会い、今までの経緯と現状を事細かく聞かれました。というか根掘り葉掘りと言う感じで少々不快を感じる事もありました。いとこはうつ病の治療中という事で、担当者との対応に不安があったので私が補足するという感じでした。

丁度いとこが申請した頃は、生活保護への風当たりが強く、受給できるかどうか心配もありましたが、頼れる人がいなくて、仕事もすぐにできないという事から受給が決定し、二人とも安心しました。




当面の生活は何とかなりそうですが、いとこがとても複雑な表情を浮かべていたのが印象的でした。生活保護を受けるなんて人に言えないとも言っていました。この心理はうつ病の治療にダメージを与えかねないので、完全に割り切り早く病気を治し、仕事ができるようになろうと励ますようにしました。

生活保護申請にあたっての条件ですが,生活に困っているのはもちろん、労働できない、資産がない、援助する親族が皆無、などの条件をすべてクリアしなければ受給できないそうですが、借金がある人が受給できない事を初めて知りました。かなり審査が厳しいという印象でした。これは悪質な手口で生活保護のお金をだまし取っていた事件と無縁ではなさそうです。

車も基本的には駄目と言われましたが、いとこの住む地域は交通手段に乏しく、事情を説明したところ、例外として何とか保有を認められました。初めから無理と諦めずに熱意をもって伝える事の重要性も感じました。ですが自治体によっては頑なに受給を認めない所もあるそうです。この場合はNPO団体などに相談すると有効だそうです。

いとこですが、今も治療中でアルバイトもやっとの状態で、当分は受給に頼る事でしょうが、本人は早く打ち切れるようになりたいと強く思っているという事実を多くの人に知ってもらいたいし、そうなるよう私も手助けしていきます。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA