生活保護体験談 S.K.さん50歳男性 妹が生活保護を受けた体験談


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

妹が生活保護を受けた体験談
私はSKで50歳男性で大分市在住です。妹は46歳です。この妹についての話です。

私の家族関係は非常に複雑な物でした。小さい頃に母親がなくなり、それを追うように父親も病気で亡くなりました。そういう事情から父方の祖父母宅で妹と共に育てられました。祖父母は自営業をしていましたが経営は順調でした。祖父母は度々会社員や公務員の事を安月給で哀れと言うほどでした。実際祖父母は豪邸だけでなく、別荘を何件も持つほどで、普通の家庭よりかなり恵まれていたと思います。

妹は高校卒業後、一般企業に就職しましたが、3年で辞めてしまい、アルバイトなどで食いつなぐ生活を続けましたが、祖父にお金を出してもらい、自営業を始めました。私も数年後に妹の仕事を手伝う事になりました。運よく、自営業の経営は順調でして、1年すると妹は現場から独立しました。私は店を任されて、どんどんと店舗を拡大していくほどでした。しかしこのような状況が何年も続きませんでした。景気の後退とともに業績も坂道をこれがり落ちるように悪化していき、今から10年前に倒産してしまいました。倒産した時は私は40歳で、妹は36歳です。決して若くはなかったのですが、欲を言わなければ仕事はすぐ見つかるだろうと甘く考えていました。




私は何とか仕事が見つかりましたが、妹の方がそうはいきませんでした。そのストレスからか、昼間から酒を飲み、遊びまわる生活を続けるようになってしまい、そんな不摂生なくらしが影響して糖尿病にかかってしまいました。とても働けるような状態ではなく、兄弟で相談した結果、生活保護の受給申請をするという苦渋の決断をしました。自分の地域では以前から生活保護に対する偏見があり、恥ずかしいというような思いがあったのも事実で悩みましたが貯金も使い果たしてしまい、仕方ありませんでした。

両親は亡くなり、育ての親の祖父母もなくなりました、親せきは叔母がいますが、頼る事など絶対できません。私も自分の生活も苦しいほどで、妹を援助するゆとりがなく、生活保護申請以外にはありませんでした。

生活保護は少しでも財産があれば申請はできませんので土地やバイクを売却してほぼ持ち物なしの状態で申請しました。申請後数か月して認可が下り、受給されました。妹の場合,約11万ほどでもう9年ほどになります。交通手段が乏しく、自転車も持てないそうで、市役所の職員にも監視され、現実はつらく、早く抜け出したいのが本音だそうです。医療費がかからないのですが、妹が普通の生活に戻れるよう、陰ながら支援していきたいです。




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