生活保護体験談 T.K.さん67歳男性 生活保護を受けるとは


皆さんからお寄せいただいた生活保護にまつわる体験談やエピソードです。出来るだけ原文に忠実な形でおのせしていますが一部プライバシーに関わる部分は改変してありますのでご了承下さい。

生活保護を受けるとは
TK 67歳 男性 岡山県 受給中

知人の男性の体験談です。自分は現在タクシー運転手をしています。同僚でしまくんという沖縄から来た同僚が居ました。彼は自分よりも2歳年は下で沖縄で生活していましたが奥さんと離婚子供も奥さんに取られて一人で岡山へ知人を頼りに来たそうです。人はいいのですがお酒を飲むと人柄が変わり暴力を振るいよく警察沙汰になりました。会社の健康診断で高血圧だからお酒は控えるように言われてましたが、本人は今まで元気だから大丈夫と聞きません。そうしたら2,3日出てこないなと会社の人がアパートへ訪ねたら玄関で倒れていたそうです。

すぐに病院へ救急車で救急搬送されました。幸い命は助かりましたが、脳溢血で後遺症が残り半身不随、当然仕事が出来ずに会社は首、本人は生活保護の申請をしてもらいましたが、近くに弟がいて面倒が見れると役所が判断をして生活保護に申請は却下されました。それで弟が沖縄に帰り本人だけになり再度生活保護の申請をしたのです。ようやく生活保護が受けられて治療費が無料ですので近くの市民病院へ通院を始めました。




自分も倒れる前から彼に高血圧は怖いからお酒を止めて規則正しい生活をするように言いましたが、バカは死ななきゃ分からないです。今更のように自分に謝ってきました、あの時よく聞いていたら倒れることもなかったと、人の意見を聞いていたら家族とも別れることはなかったのにと自分は思いました。

受給額は11万円で生活に困窮してること、病気やけがで働けないこと、世帯主であること、家や土地などの資産がないこと、経済援助が出来る親族がいないこと、多額の借金がないことなどが受給資格です。あと本人しかわかりませんが生活保護を受ける精神的な負の感情が消えないそうです。情けないという気持ちですね。

それから生活保護を受けると各種支払いが免除されます。住民税、固定資産税、自動車税、公営住宅保証金、共益費、NHK受信料、公立高校の授業料、保育園の保育料、粗大ごみの廃棄費用、交通機関の無料券配布、介護保険免除など数々の支払いが免除か減免になります。必ず良く担当者に確認をすることが大事です。

自分の周りにもほとんどが家族から見放された年老いた男ばかりです。自分も家族から見放されたらと思うと背筋が凍ります。人ごとではありません。ある人は生活保護を受けて一人で生活をしていましたが先日誰にもみとられることなくアパートで遺体で発見されました。死後2週間でした。




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